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ダンス講師

大野 正幸

講師

大野 正幸

  • 所属

    大野ダンススクール代表

  • パートナー

    大野 志津子

  • プロフィール

    NPO法人JCF公認審査員
    NPO法人JCF北海道総局相談役
    WDTA教師協会連合会・北海道教師協会副会長
    元JBDF 北海道総局 スタンダード
    A級・ラテンアメリカンA級
    元JCF 北海道総局 スタンダードA級
    1987年9月 大野ダンススクール 開設 2022年10月 35周年を迎える

メッセージ

「仕事」は営業、「趣味」は釣りのように、多くの人は組織のなかで細分化された業務を「仕事」とし、「趣味」は余暇に楽しむ釣り、将棋、読書、ダンスなどであることが一般的です。妻と私は、趣味はダンス。そして仕事もダンスを選択しました。

“好き”を仕事にしているなんて、とても楽しそう、贅沢ですね、とよく言われます。ところが、内実はとても大変なんです。しんどい!

社交ダンスのプロの先生の多くは、少なくとも年3回以上競技会に出場し、生存競争の生き残りをかけて闘っています。フロアで自分のダンスが、優勝から最下位まで序列づけられる。熱いファンの応援を裏切ることなく勝ち進みたい、ファイナルまで生き残りたい、大変なプレッシャーです。しんどい!

ダンスで身を立てようと野心を燃やした頃は、若さの勢いだけでチャレンジしてきました。心も体もしなやかで回復力もありました。静まり返った漆黒の空に輝く星を見上げながらの帰宅。ときには夜が明けるとこともありました。上位につけ、優勝をするようになると練習量は減ったかというと、そうはなりませんでした。その地位を維持するためにより質の高いダンス、技術が要求されれました。加齢という重圧に比例して、人の心をとらえる華麗なダンスが求めらました。上位者の栄光をささえる精神的気高さや人格性もダンスに要求されました。身体を鍛え、技術を磨き、心を豊かにするという厳しい修練。

振り返ると夢や希望にあふれていた高揚や、苦しみ、挫折、絶望の自己喪失そして達成や成功による傲慢や不遜という時期もありました。頬を流れる涙が悲しみの時、喜びの時を繰り返し、ダンスが私たちを成長させてくれたと思います。

だから、ダンスは「楽しい」と気軽にはいいずらい。けれども「苦しい」とも言えない。目を閉じ、50年のダンスの歩みをふりかえると、「ダンスの楽さ」が蘇ってくるし、あの時の「喜び」の感情が鮮明なシーンと音楽とともに湧きあがってきます。

自分の「人生の地図」を描き、歩む。嵐に出会っても前向きに突き進む、このことが喜びをもたらしてくれるのではないでしょうか。

受賞歴

元JCF 北海道総局 スタンダード チャンピオン

JBDF 北海道インター 決勝入賞(スタンダード)

アメリカ エメラルドボールライジングスター 準優勝(スタンダード)

© 2022 大野ダンススクール